更新日:2022/09/27 投稿日:2022/09/27
単身での長距離引越しのススメ!費用の相場と安く抑える方法をご紹介
長距離の単身引越しで心配なのがかかる料金です。基本的に、引越しの基本料金は短距離であれば作業にかかった時間に対して料金がかかりますが長距離だと距離に応じて運賃が変動します。
ただし利用する業者や引越しの時期でも料金は変わってくるため、料金の相場を理解した上で上手に節約をしたいですよね。
そこで長距離単身引越しにかかる費用の相場や長距離と短距離の違い、費用を節約するために知っておきたいことについて詳しくご紹介します。
引越しにおける長距離の基準とは?
引越しの際にまず知っておきたいのが長距離の基準です。
国土交通省が定めている「標準引越運送約款」では引越しの料金の定義が定められており、基礎運賃については100km以内を時間制、100km以上は距離制で料金を決めることになっています。
そのため、引越しの料金は100kmを超えた時点で長距離の扱いとなります。
さらに100kmを超えると10kmごと、200kmを超えると20kmごと、500kmを超えると50kmごとに追加料金がかかります。
基礎運賃について上限と下限は定められていますが、業者によって料金設定は違うことに注意が必要です。
業者によっては長距離を多く扱っているところや、逆に短距離を得意としているところと得意分野が異なるため、自分の引越しに合った業者を選ぶことが重要といえます。
単身引越しにおいては長距離と近距離で何が違うの?
単身引越しは荷物の量がそれほど多くないため、引越し費用は引越先までの距離で大きく変わってきます。
近距離であれば、時間制の料金となり引越先が近ければ荷物が少ない単身引越しは作業時間も短くて済み、費用が安く抑えられるということです。
一方100kmを超えると長距離の扱いとなり、近距離よりも費用は割高に設定されています。
追加料金も距離で設定されていますので、荷物が少ない単身引越しであっても移動距離が増えれば料金は高くなるということを念頭においた上で引越し業者やプランを選ぶ必要があるのです。
長距離単身引越しの費用の相場
長距離の引越しの費用は、距離以外にも様々な要因によって変わってきます。
まずは下の表を見てみましょう。
引越しの多い時期である繁忙期(3月4月)は割高に設定されています。
【長距離単身引越しの費用の相場(通常期)】
単身者(荷物小) | 単身者(荷物大) | |
---|---|---|
200km未満 同一地方内程度 |
4万4,036円 | 6万3,730円 |
500km未満 近隣地方程度 |
5万4,016円 | 7万8,713円 |
500km以上 遠距離地方程度 |
6万2,397円 | 9万7,134円 |
【長距離単身引越しの費用の相場(繁盛期)】
単身者(荷物小) | 単身者(荷物大) | |
---|---|---|
200km未満 同一地方内程度 |
4万8,448円 | 7万6,903円 |
500km未満 近隣地方程度 |
5万5,918円 | 9万4,337円 |
500km以上 遠距離地方程度 |
6万7,724円 | 11万3,884円 |
引用:SUUMO引越し見積り
荷物の量については、トラックの大きさによります。
単身引越しの場合は2tトラックで対応できることがほとんどですが、多い場合には3~4tトラックが必要になることもあります。
ただし引越し業者によっては4tトラックで単身引越しもファミリー向け引越しも対応していることがあり、その場合は料金設定が変わってきます。
この費用の相場はあくまでも目安として考えておきましょう。
長距離単身引越しの費用を安く抑える4つの方法
単身引越しでは「移動距離」「荷物の量」「引越しの時期」でかかる費用が変わってきます。
そこで引越し費用を抑えるために知っておきたい4つの方法を詳しく見ていきましょう。
どういった方におすすめなのかもあわせてご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
【とにかく安さを求めたい方向け】混載便を利用する
とにかく引越しにかかる料金を抑えたいと考えている方におすすめしたいのが混載便です。
混載便とは複数の引越し荷物をひとつのトラックに積んで運ぶプランのことです。
単身者の引越しは荷物が少ないためトラックの荷台が空いてしまう、トラックを使うまでもないといったことがよくあります。
また逆にファミリーで荷物があるが大型のトラックを使うと割高になるといった場合、単身者の荷物と一緒にすれば輸送コストが抑えられます。
そのため通常の料金の半額で混載便を提供している業者もあります。
ただ、荷物の到着の日時が指定できない、多くの荷物を積み込むため破損のリスクがあるといったデメリットに注意が必要です。
②コンテナ便を利用する
列車や船に乗せるコンテナを利用するコンテナ便も引越し費用が抑えられるプランのひとつです。
トラックを使わないため環境に優しい、またトラックより多くの荷物が運べるにもかかわらず料金が安いといったメリットがあります。
ただ、引越先まで直行ができないためトラック便よりも時間がかかることがデメリットです。
またコンテナサイズは業者によって違うため、コンテナの台数を増やす必要が出てくると料金が割高になってしまうことがあります。
【日数に余裕がある方向け】帰り便を利用する
引越しの日程に余裕がある方におすすめしたいのが帰り便です。
帰り便とは、引越し作業を終えて戻るトラックの空きを利用するプランで、片道分の輸送費で済み業者もトラックの空きを無駄にせずにすむため料金が安く設定されています。ただ、行きの引越しが優先となるため、日程や時間に制約があることがデメリットです。また引越し荷物は行きの便の積載量を超える分は積み込むことができないため、条件が合わなければ断られる可能性があることも忘れないようにしましょう。
【少しでも安くしたい方向け】クレジットカードの割引を活用する
引越し費用を抑える方法として、クレジットカードの割引を利用する方法もあります。
カードによって割引をしてもらえる業者が決まっているため、お願いする業者が限定されてしまうことがデメリットですが、引越料金が2~3割と安くなることがメリットです。
ただし業者によっては繁忙期の利用が不可、もしくは期間限定の場合があります。
また支払い方法についても一括のみとなっていることもあるので業者に事前に確認するようにしましょう。
単身での長距離引越しではどれほどの時間がかかる?
単身引越しでいつまでに引越しをする必要があるなど、期限が決められている場合気になるのが引越しにかかる時間です。
午前中に荷物を積み込んだ場合、東京から栃木あたりまでの関東周辺であれば当日中の引越しが可能です。
東京から大阪、兵庫、もしくは仙台や山形ぐらいまで(200~300km以上)だと翌日、九州や北海道だと3日は必要となります。
繁忙期は時間指定ができないことも多いので、移動距離に加え、引越し荷物の積み下ろしの時間も考えて余裕を持った引越しの日程を考えるようにしましょう。
単身での長距離引越しなら赤帽単身引越しプロがおすすめ
荷物の量が少ない単身引越しは、引越し先の距離によっては料金が割高になってしまうことが少なくありません。
料金を安くする方法として、混載便やコンテナ便を利用する方法もありますが、荷物の引き取りまでに時間がかかってしまうデメリットがあります。
少しでも引越しにかかる費用を抑えたいと考えているのなら、赤帽単身引越しプロの単身引越サービスの利用がおすすめです。
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