単身引越し料金の相場は?できる限り安くする方法も合わせてご紹介

更新日:2022/08/24 投稿日:2022/08/24

単身での引越しは荷物の量が少ないため、各運送会社でお得なプランが多数用意されています。
そのため、引越しにかかる費用を抑えるためにも、見積もりの前に相場を知っておくことが大切です。
そこでよく見ることの多い「単身パック」と「単身プラン」の違い、費用を安くするための方法に加え、料金が高くなってしまうケースについても詳しくご紹介します。

単身で引越しする際の「単身パック」と「単身プラン」の違い

単身引越しをする際、選べるプランにはサイズがあらかじめ決まっている「単身パック」とトラックを貸切にして利用する「単身プラン」があります。
運送会社ごとに名称に違いはありますが、それぞれメリットやデメリット、利用できる条件に違いがあります。
自分の場合はどちらを利用したらいいのか判断するためにも、この2つの違いを詳しく見ていきましょう。

単身パックとは?

単身パックとは、決められた大きさのコンテナボックスに荷物を入れる、もしくは積み込む段ボールの箱数が指定されている引っ越し方法のことです。
コンテナボックスの大きさは各業者によって違いがありますが、平均して高さ170cm、横幅105cm、奥行き105cmサイズとなっているところがほとんどです。
利用するメリットとしては、大きさが決まっているため事前の見積もりが不要で、他の荷物と一緒に運ぶため料金が格安であることが挙げられます。
一方、デメリットとしては大型家電やエアコン、自転車といったものが積み込めないこと、段ボールや梱包に必要なものは事前に自分で用意する必要があるといったことがあります。
また、単身パックではエリアが指定されていることもあり引越し先によっては利用できないことがあります。
家具付きの部屋に引越しをする人や、荷物が少ない人向けの方法といえます。

単身プランとは?

単身プランは、一般的な引越しプランのことです。
引越し業者が用意したトラックにすべての荷物を積み込めることが最低条件となります。
メリットとしては、段ボールや緩衝材といった資材を事前に用意してもらえること、家電や家具、自転車といった大型の荷物も取り外して運んでもらえることが挙げられます。
ただ、荷物の量によって料金が変動するため、単身パックよりも割高になってしまうことがデメリットといえるでしょう。
荷物の量が多い場合や、事前に段ボールの用意ができない場合には、単身プランを利用するのがおすすめです。

単身引越し料金の相場

単身引越の際、いくつかの業者を比較して安い業者を選ぶという方が多いのではないでしょうか。
実は料金は業者間でそれほど大きな差があるわけではありません。
基本的には引越し元から引越し先までの距離と、運ぶ荷物の量から運送料が計算されます。
さらに引越しが集中する2~4月は通常より料金が割高になりますので、以下の表を参考にした上で見積もりを取ってみるといいでしょう。

通常期(5月~1月)の引越し料金平均相場

引越し先までの距離
全平均 ~15㎞以内
(同市町村程度)
~50㎞未満
(同都道府県程度)
~200km未満
(同一地方程度)
~500㎞未満
(近隣地方程度)
500㎞以上
(遠距離地方程度)
荷物量 単身
(荷物小)
平均
41923
平均
34376
平均
36049
平均
42068
平均
52887
平均
61483
単身
(荷物大)
平均
54132
平均
45460
平均
45379
平均
60758
平均
77052
平均
96128

繁盛期(2月~4月)の引越し料金平均相場

引越し先までの距離
全平均 ~15㎞以内
(同市町村程度)
~50㎞未満
(同都道府県程度)
~200km未満
(同一地方程度)
~500㎞未満
(近隣地方程度)
500㎞以上
(遠距離地方程度)
荷物量 単身
(荷物小)
平均
48849
平均
39259
平均
47620
平均
45822
平均
53211
平均
67202
単身
(荷物大)
平均
68272
平均
52975
平均
58198
平均
71510
平均
91084
平均
111650

単身引越しの料金はどのように決まる?

先にご紹介したように、単身引越しの料金は、引越しをする先までの距離と荷物の量で変動します。
ただ、引越しの料金の内訳についてはどの業者も共通となっています。

・基礎運賃
引越しの際に最低限かかる料金のことで、基礎時間4時間、もしくは8時間の時間制と基礎距離を100kmとする距離制があります。
オーバーすると追加料金が発生します。

・割増料金
基礎運賃とは別に、特別な事情に対して発生する料金のことです。
22時以降翌5時までの深夜や早朝、日祝祭日の休日、雪が多い地域への運送(地域によって違いはあるが11~4月の間)には冬季割増が適用され、それぞれ料金が2割増しとなります。

・オプション料金
運送以外のサービスについてはオプション料金となり、追加で請求されます。
エアコンの取り外しや取付、ハウスクリーニングや家具の防虫・消毒の作業、不用品処分、ピアノなど特別な対応が必要となるものについてはオプションとなります。
この他、繁忙期には割増料金がかかることがほとんどです。
業者によってはオプションを自社対応とすることで料金を安く設定していることもあります。

単身引越しの料金をできる限り安くするための3つのポイント

単身引越しでは、荷物の量によっては割高になってしまいがちです。
そこで、少しでも費用を抑えるために、知っておきたいコツを3つご紹介します。

①荷造り、荷解きを自分で行う

できるかぎり自分でできることは自分ですることで、料金を安く抑えることが可能です。
そこで、荷造りや荷解きは自分でするようにしましょう
荷物をまとめる際、不要なものは別にして早めに処分しておくことで荷物の量も減らすことになり料金の節約につながります。
引越当日は運び出す荷物だけになるようにし、引越先で迷わないよう段ボールに入れた物を書いておく、すぐに必要な段ボールに目印をつけることもおすすめです。

②閑散期を狙って、日時も業者の都合に合わせる

料金を抑えるコツとしては、引越しの多い2~4月以外の閑散期を狙うことです。
さらに荷物の引き取りや運送の日時も業者の指定に合わせることで値引きしてもらえる可能性があります。
引越しの可能日を複数挙げる、時間指定をしないことで、業者のトラックや作業員の手が空いている時間帯に対応してもらえるからです
また、荷物だけを先に業者の都合のいい日に引き取ってもらうことで割引してもらえるといったこともあるので、見積もりの際に確認してみましょう。

③複数の業者に見積りを依頼し、比較する

引越し業者は必ず複数の業者から見積もりを取るようにしましょう。
業者によってお得なプランを用意していることもありますので、ホームページやチラシだけの情報で決めないことが大切です。
荷物の量や移動距離によっては、単身の引越しや少ない荷物の配送を専門としている赤帽を利用するのもお得です。
自分にあった料金プランを用意している業者を選び、比較検討するようにしましょう。

逆に料金が高くなってしまうのはどのような場合なのか

基本的に荷物の量が少ない単身引越しの場合、基本料金で済むことがほとんどです。
ただ、実際に荷物を運んだ先で、追加料金が請求されるケースがありますので注意が必要です。

・エレベーターがない建物に荷物を運ぶケース
業者にもよりますが、ある一定階数以上の高さに部屋がある場合、エレベーターがないと割増料金が追加されることがあります。
理由としては、エレベーターがないことによる作業時間の延長、人員を増やす必要性、さらに物損の可能性が高くなることによる保険料の負担が挙げられます。

・新居前に車を止めるスペースがないケース
引越し荷物を搬入する際、近くに駐車スペースがない場合も割増料金がかかることがあります。
このケースも、作業時間の延長や人員を増やす必要性があることに加え、別に駐車場を確保しなければならないためその利用料金を請求されることがあるからです。

まとめ

単身引越しは荷物が少ないですが、急いで引越しをする必要があったり、期限が決められていたりする場合はお得な料金で引越しをするのが難しいということも少なくありません。
できるだけ料金を抑えて引越しをしたいと考えているなら、自分で準備をすることに加えて赤帽の利用をおすすめします。
赤帽は荷物の量と移動距離で料金が設定されているので、専門業者にお願いするよりも割安です。
まずはお気軽に赤帽マウンテン運送にご相談ください。

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